わが家の庭にもツツジの花が咲きはじめました。
早速、花粉を採取して顕微鏡観察してみます。
ツツジの花粉には受粉効率をよくするために、粘着糸という細くて長い糸がついていて、
花にやって来た昆虫などに花粉がからまってくっつきやすくなっているのだとか。
次世代へのバトンは粘着力が要?-コラムオンライン |総合環境企業ミヤマ株式会社
上記サイトでは電顕(SEM)でツツジの花粉を観察されていますが、光学顕微鏡ではどのように見えるでしょうか、確認してみましょう。
プレパラートに花粉をなすり付けて、その上からカバーグラスをかぶせて観察します。
まず250倍
花粉が糸を引いてますね。花粉どうしも糸でくっついているように見えます。
1000倍まで拡大してみましょう。
よく見ると、糸はストレートな形状だけでは無いようにみえます。もう少し糸の方にもピントをあわせてみます。
ストレートな形状の糸に加えて、縮れた形状の糸もあり、より効率的に昆虫の足などに「絡まりやすく」なっていることが観察によってわかりました。
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