昨年の秋に種をまいて、ようやく花が咲きました。
オステオスペルマムという、南アフリカ原産のキク科の多年草です。
この花、夜になると花びらを閉じて寝ます…zzz(笑)
朝の遅い時間に開いて、夕方には閉じています。結構マイペースです(笑)
昼間、花が開いているときに花粉を採取し、顕微鏡観察しました。
まずは低倍率(100倍)で観察します。
つまようじの先で花粉を採取して、スライドグラス上に乗せただけなので花粉が凝集しています。
100倍では細かいところがよくわからないので、倍率を250倍まで上げてみましょう。
花粉の表面がギザギザで、
いくつもの突起があるのが分かります。
見るからに痛そうなかたちをしています。
カバーガラスをかけると、ガラスの重みで花粉の凝集がほぐれました。
花粉どうしが重なり合う箇所が少なくなり光が均一に透過するようになって観察しやすくなりましたが、どうもカバーガラスとスライドガラスの間に挟まれた花粉がコロコロ転がるようで、カバーガラスが滑って動きます。
カバーガラスの動きが止まって落ち着いてから、さらに高倍率で観察しました。
花粉の表面に所々キズがあるように見えますが、、、
花粉が転がった時に傷がついてしまったのでしょうか?
花粉の大きさを測定してみましょう。
およそ25μm程度です。
髪の毛の太さがおよそ70~100μmといわれているので、
髪の毛の太さのおよそ1/3~1/4程度の大きさであることがわかりました。