シメジを顕微鏡観察

顕微鏡観察《ミクロの世界》

しめじを顕微鏡観察してみましょう。

スライドガラスにしめじ(ぶなしめじ)の薄片を置き、その上にもう一枚スライドガラスを乗せ、スライドガラスどうしををこすり合わせてしめじをほぐします。(ガラスの端で手を切らないよう注意)

2枚のスライドガラスを離して、しめじの付着している方のスライドガラスに水を1滴たらし、カバーガラスをかけて低倍率→高倍率の順に観察します。

ブナシメジ 100倍

しめじの境界部分が毛羽立って見えます。もう少し拡大してみましょう。

ブナシメジ 250倍

菌糸です。

場所を変えて観察していくと、胞子を放出する器官のようなものも確認できます。

ぶなしめじの傘の部分 250倍

ぶなしめじの傘の部分 1000倍

しめじの薄片は、あらかじめできるだけ薄くカットしておくのがサンプル作成のコツです。

薄片作成にはミクロトームがあればベストですが、無くても安全カミソリで代用できます。

ぶなしめじ以外のキノコについても機会があれば観察していこうと思います。

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました