パソコンやスマートフォンの液晶画面を顕微鏡観察しましょう。
いつもの生物顕微鏡では、パソコンの大きな液晶画面をサンプルステージに乗せることができないので、今回はハンディタイプのCCD顕微鏡を使用してみました。
スマホ1↓
スマホ2↓
ノートパソコンのディスプレイ↓
液晶ディスプレイは、どれも赤・緑・青(光の三原色)に光る小さな素子(画素)から構成されていることがわかります。
絵の具の場合、赤・緑・青を混ぜ合わせると黒っぽい色にみえますが、光の場合は、赤・緑・青の光を合わせると白色にみえます。この三種類の光の強さを変えることで、いろんな色を表現しています。
一般的な液晶ディスプレイは、赤・緑・青の光の強さをそれぞれ256段階で変え、256×256×256=16,777,216通りの色(約1678万色)を現すことができます。
デスクトップパソコンのディスプレイ↓
こちらのデスクトップパソコンの液晶ディスプレイは、20年以上も前から使用しているものです。
先に見たスマホやノートパソコンの液晶ディスプレイと異なり、表面が凹凸になっています。凸凹にすることで外からの光を乱反射させ、映り込みを抑える効果があります。
ひとつひとつの画素が大きく、解像度はそれほど高くありません(1280×1080[SXGA])が、映り込みが少ないので大変見やすくお気に入りのディスプレイです。
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