国内外の代表的な顕微鏡メーカーを紹介します。
国内
Olympus(オリンパス)
1907年に日本で最初に量産された田中式顕微鏡をルーツに持つ、光学顕微鏡のリーディングカンパニー。世界的にも定評があり、世界中の研究所や開発の現場で使用されている。
(2022.4~子会社のエビデントに事業継承。2023.1.4を目処にエビデントの全株式を米国のベインキャピタルに譲渡予定[オリンパスプレスリリースオリンパスプレスリリース])
Nikon(ニコン)
日本を代表する光学機器メーカー。オリンパスと同様に世界的に高評価で、顕微鏡世界四大メーカーのひとつ。
Vixen(ビクセン)
学習用顕微鏡から実習用まで幅広いラインナップ。学習用の顕微鏡は手ごろな価格で手引書やプレバラート作成キットなどのアクセサリー類も充実している。
YASHIMA(八洲光学工業)
1910年にオリンパスの技術者が設立した老舗顕微鏡メーカー。堅牢なつくりと品質に定評がある。
MEIJI TECHNO(メイジテクノ)
1975年創業のハイグレード顕微鏡メーカー。国内製造の高品質な研究グレードの顕微鏡から実習グレードまで展開。
MIZAR-TEC(ミザールテック)
望遠鏡から顕微鏡まで手がける、古くから定評のある光学機器メーカー。研究用~学習用の顕微鏡を扱う。
Kenko(ケンコー・トキナー)
1950年創業。望遠鏡や顕微鏡、カメラや周辺機器等を手掛ける総合光学機器メーカー。顕微鏡は主にコンパクトな簡易顕微鏡や学習用顕微鏡を販売。
新日本通商
1954年設立の光学機器メーカー。学習用顕微鏡や学望遠鏡、科学実験教材などを取り扱う。
レイマー
2008年設立の光学機器メーカー。大学、高校等への納入実績多数。大阪本社にショールームがあり(要予約)、製品を手にとって見ることができる。
海外
カール・ツァイス
1846年創業のドイツの光学機器メーカー。オリンパス、ニコン、ライカと並んで世界の高級顕微鏡メーカーの一角を占める。
ライカ
ケルナー式接眼レンズを発明した、カール・ケルナーが1849年に設立した顕微鏡メーカーを源流に持つドイツの光学機器メーカー。
AmScope
日本ではあまり知られていないが米国では結構メジャーな顕微鏡メーカー。管理が行き届いた中国の工場で生産されており、高品質と定評がある。学習用から研究用まで幅広いラインナップと豊富なアクセサリー類で、日本でも人気が高まりつつあるメーカー。
Swift Optical Instruments
1959年創業の米国の光学機器メーカー。過去に日本の高橋製作所が望遠鏡の供給を行っていたこともあり、高品質な製品として定評が高い。顕微鏡は50年以上前から生産を開始。中国の管理工場で生産、品質検査されており、コストパフォーマンスの高い顕微鏡を製造販売している。
当サイトでも同社の顕微鏡を使用しています。