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携帯型顕微鏡STV-40Mの実際の見え方紹介

管理人コラム
携帯型顕微鏡STV-40M(iPhoneSE2との大きさ比較)

クリスマスが近づくこの時期、多くの方から子ども向け顕微鏡の選び方についてご相談をいただきます。その中で毎年必ず聞かれるのが、「この顕微鏡でどの程度のものが見えるのか」というご質問です。実はこの質問への答えは難しく、ほとんどの顕微鏡でデンプンや花粉のような小さな物体の存在や形状を確認することは可能です。しかし、高品質な顕微鏡では、同じデンプンや花粉でも細部をより鮮明に観察できます。この「どれだけ鮮明に見えるか」が顕微鏡によって異なり、さらに相談者様がどの程度の「鮮明さ」を求めているかが分からないため、答え方に悩むことがあります。

そこで今回、顕微鏡でさまざまなサンプルを観察した様子を再現するため、接眼レンズにスマホのカメラを取り付けて撮影してみました。これにより、「大体こんな風に見える」というイメージをつかんでいただけるかと思います。ぜひ、顕微鏡選びの参考にしてください。

第一弾として、この時期に何十人もの方々からご質問をいただいた、コンパクト携帯型顕微鏡(簡易顕微鏡)STV-40M(Kenko製)の見え方についてご紹介します。

 

この機種は既に小学生低学年におすすめの入門用顕微鏡として見え方も一部紹介させていただいていますので、そちらも参考になさってください。

小学生向け顕微鏡 (1) 小学校低学年におすすめの入門用顕微鏡(実際の見え方も一部紹介)
読者の方々のご質問が多かった、「小学生におすすめの顕微鏡」を紹介します。第1回目は、小学校低学年におすすめの顕微鏡です。小学校低学年の入門用としては、ハンディタイプの簡易顕微鏡がおすすめです。いきなり(小学校の理科の授業で扱うような)据置型...

まずは昆虫の脚の部分を観察。このような見え方で大迫力ですね↓

ハエの脚(40倍)

植物の茎はどのように見えるでしょうか。

ヤナギの茎 横断面(40倍)

生物顕微鏡と比べると解像度や倍率に少し物足りなさを感じますが、これだけコンパクトで安価な顕微鏡にしては良く見えているほうではないでしょうか。

次にデンプンを観察してみましょう。

ジャガイモ(馬鈴薯)のデンプン(40倍) ヨウ素液で染色

STV-40Mは最高倍率が40倍なので、デンプンを観察するには倍率不足は否めません。そんな時はスマホのカメラのズームを併用しましょう。

馬鈴薯のデンプン(40倍×4倍ズーム=160倍相当)

スマホのズームを併用して160倍まで拡大すると、随分観察しやすくなりました。

バナナのデンプン(40倍)

バナナのデンプン(40倍×4倍ズーム=160倍相当)

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